2月に認可保育園の選定結果が送られてきますが、「落ちた…」と内定がもらえずに絶望してしまうママたちもたくさんいますよね。
特に、4月からの勤務が決定していた場合はその後の行動が重要になってきます。
4月までに2ヶ月もない状態ですが、子どもを認可保育園以外に預ける対応策をご紹介いたします。
「不承諾通知」が届いたら…その後の対応策
認可外保育園に落ちた…!でも4月から職場復帰が決まっている、どうしよう!!
とショックをうけているママもいらっしゃると思います。
そんなママのために認可保育園以外の選択肢をご紹介します。
「認可保育園入園は無理ですよ」通知は、2月~3月にかけて各自治体から送られてきます。
特に3月上旬に届いたときには、時間が本当にありませんので、迅速に行動することが求められます。
※ただ、場合によってはこの「不承諾通知」が届いた後に、二次募集がある場合もあります。
入園内定をもらったものの、何らかの事情で「キャンセル」する方もいるんですね。
もし時間がないようでしたら、各自治体に二次募集があるかどうか、いつ頃知らせが来るのか…などを確認してみてください。
できる対処法の一例は以下の通り。
認可保育園の二次募集に応募
認可外の保育施設に空きがないか探す
年少以上なら、時間延長のある幼稚園に入園する
勤務日の延期を職場にお願いする
それぞれ細かく説明していきます。
認可された保育施設の二次募集に応募
認可保育園でも、中途転園などがあるので、突然空きが出ることがあります。
また、先ほどの不承諾通知書配布後に、「入園を辞退」する人もいるんですね。
募集は不定期ですが、各自治体に問い合わせいただくと確実です。
認可外の保育施設に空きがないか探す
認可外保育施設は無認可保育園などがありますが、こちらの保育施設を利用するためには、たいてい予約申し込みの必要があります。
理想を言いますと、認可保育園の申し込みと同時に、認可外保育施設にも予約申し込みをしていれば、もし認可保育園に落選しても、認可外に通える可能性も。
ただこの方法は自治体にばれると内定取り消しになる可能性もあるそうなので、ちょっと危険かな。
もし、認可保育園から不承諾通知が届いたら、認可外保育施設に問い合わせをしてみてください。
上記のような理由で、認可の申し込みと同時に、認可外の申し込みをしている方がいます。
そういった方が認可に入園できた場合は、認可外の方を「キャンセル」するので、空きが出る場合があるんですね。
特に自治体から「不承諾通知書」が届いたすぐ後は、キャンセルが出やすいです。
あきらめずに問い合わせをしてみることをおすすめします。
ただ、認可外保育施設の難点は料金が高いことですね…。
年少以上なら時間延長のある幼稚園に入園する

認可外保育施設もいっぱいだった場合は「時間延長がある幼稚園」を選択するという手もあります。
昨今は幼稚園でも預ける時間が延長できる施設が増えているんですね。
共働き世帯が増えているのと、認可保育園に入れない待機児童が多い…というニーズに合わせて、そうなってきているようです。
実際に管理人が子供に通わせていた幼稚園は、時間延長は最高で19時までできました。
保育園なみの手厚さになってきていますよね。
幼稚園の次年度の募集はもっと早い段階で終わっていますが、施設によっては随時受け付けている場合があります。
幼稚園の中には「認定こども園」になっている施設も出てきています。
ただ、要注意なのは幼稚園に通わせた場合は、認可保育園申し込みの際の、加点対象にはならないということです。
(加点についての詳しい記事はこちら:認可保育園に入園するための裏技・コツは?入園できなかった事例も紹介!)
つまり幼稚園に通わせても、加点されないので、その後認可保育園の申し込みの時に、有利にはなりません。
加点してほしい時は、認可外保育施設のように、各自治体に、保育施設として届を出している施設に通わせる必要があります。
認定こども園でも、保育施設として届を出していなかったりすると、加点されません。
これは各施設によって違いますので、お住いの地域の自治体に問い合わせてみてください。
勤務日の延期を職場にお願いする
二次募集もない、認可外も入れない、延長制度のある幼稚園にも入れない…そういった場合の最終手段は「勤務の延長をお願いする」というもの。
できればこの手段はとりたくありませんが、育児休業中のママなんかは、最高で1年6ヶ月まで延長できるようになっていますので、一つの方法として考えてみてください。
認可外保育施設に入れない…そんなときの裏技!
さて、認可外保育施設を探す…という対処法をご紹介させていただきましたが、もしあなたの地域にある認可外保育施設に空きがなかった場合、一つ裏技があります。
それは、
自分の勤務地近くの認可外保育施設も探してみる
という方法。
ご自分の住む地域外も考慮に入れると、選択肢が広がります。
勤務地だけではなく途中下車をして、駅前すぐにある保育施設に預けるという選択肢も増やすと、対象の保育施設が一気に増えますね。
地域によっては3月以降でも空きがある認可外保育施設もありますので、一つの選択肢として考えてみてもいいかもしれません。
この方法は、子連れで出勤…ということになりますので、毎朝通勤ラッシュという場合は子連れ出勤は難しいかもしれません。車出勤のママにはおすすめの裏技ですね。
時間延長ありの幼稚園ってアリ?管理人体験談
さて、認可保育園に落選した場合の対処法として、「時間延長ありの幼稚園」という選択肢もご紹介しました。
しかし気になるのは、幼稚園って働くママにとって利用しやすいかどうか?ですよね。
管理人の長男ははじめのうちは認可保育園に入ることができなかったので、年少さんの時は幼稚園に通っていました。
私の正直な感想を書きますね。え~と…
大変でした!!!
大変だったんです、ほんとに。これは幼稚園の方針にも左右されますが、一般的な幼稚園だとたとえ預かり時間延長制度があっても、やっぱり保育園よりも大変。管理人が感じた大変だった点を挙げます。
※幼稚園の方針によって差が激しいので、こちらは一例です。気になる方は、希望の幼稚園にお問い合わせいただくといいと思います。
休みが多い、長期休暇の時に困る
延長制度のある幼稚園だと、夏休みの時にも施設利用ができるのですが、お盆の時期になると休みが7日ほどありました。お盆休みのない会社に勤めているママには向きません。
また、長期休暇以外の時でも、休みが多く、その時は預けることができませんでした。
夏休みに入る前は短縮時間になりますし、給食が出る幼稚園であっても、その時はお弁当が必要になるので手間です。
幼稚園への呼び出しが多い
幼稚園への呼び出しがとにかく多かったです。
「アサガオを取りに来い」とか
「遠足の写真を貼りだしてるから見にこい」とか。
アサガオて…orz
お迎えに行くときについでにできたらよかったんですが、アサガオは取りに行く日にちと時間が決まっていました。
(平日〇日~日の間で、時間は10時から14時までとか)
写真も同じく、張り出しの時間が15時までとかだったんですね。
でも、写真を見るためにお休みを取るってちょっと変ですよう…( ノД`)
こういったちょこっとした点が、働くママのニーズと合いません。
延長保育だと、園バス利用ができない
これは当たり前といえばそうなのですが、園バスで通うような幼稚園からちょっと遠い場所に住んでいた場合、延長保育をお願いすると、子どもを迎えに行かなければいけなくなります。
自宅目の前の幼稚園にすればよかったと、私はすごく後悔しました。
自転車の利用が難しかったので、電車で迎えに行って帰ってきて…って結構な手間だったんですね。
行事ごとのママ参加が多い
行事があるときに、ママ参加型のものが多かったです。飾りつけを作ったり、出し物の練習をしたりと、保育園に比べて平日に呼び出されることが多かった点はやっぱりきつかった!
もちろん働いていたら断ってもいいのですが、毎回断るというのも、申し訳ない気持ちになりますよね。
制服がめんどくさい
こんな回答でごめんなさい。毎日制服を着せたり、手入れしたりが面倒でした。
ブラウスがどうにもダメで…。
(ダメ母ですみません)
入園前にそろえるアイテムも保育園よりも多いですし、アップリケとか忙しいとしてあげられないので、ちょっとかわいそうでした。
その他・お昼寝がないので、年少さんは大変
幼稚園は基本的にお昼寝はないので、延長を利用するお子さんは疲れてぐずる確率アップです。
うちの子もよく爆発していましたが、お昼寝なしで18時まで預けられるって子供にとっても大変なんですね。
私の個人的な感想ですが、幼稚園は働くママにとっては、本当に一時的にしか通えない…というものでした。
まとめ
認可保育園の「不承諾通知」が届いても、選択肢はまだあります。
焦らずにしかしなるべく早くに行動することで、4月から無事に職場復帰できることもありますので、ぜひ参考にしてみてください。
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