妊娠後期

妊娠後期(28週目~40週目)は常位胎盤早期剥離に要注意!働くママの準備は?

妊娠後期の注意点

妊娠後期は出産間近の時期で、いつ赤ちゃんが生まれてきてもおかしくありません。そのため、前もって準備をしておくことが大切です。

この時期は、あとは無事に生まれてくることを待つだけにはなりますが、妊娠後期に起こりうる常位胎盤早期剥離という症状もあります。

常位胎盤早期剥離についてと、そのほか妊娠後期の過ごし方や注意点、働くママさんのための準備についてご紹介しますね。

妊娠後期の過ごし方と、注意点

妊娠後期は、お産に向けてママもおなかの中の赤ちゃんも準備をしていますが、危険なトラブルもあります。
この時期の過ごし方や、注意点などを簡単にご紹介していきますね。

 

入院準備・赤ちゃんを迎える準備をしよう

おむつは必須!

妊娠後期は、お産当日に慌てないように準備をしたり、赤ちゃんを迎える準備をしておくといいでしょう。

 

☆お産のすすみ方確認しよう

お産は産院によって進み方が異なります。本番に備えて、産院への向かい方、お産のすすみ方などをパパと一緒に予習しておくといいでしょう。

 

☆入院準備

いつ入院になってもいいように、入院に必要なものはバッグにまとめておきましょう。産院によって用意するものが異なりますので、産院で用意されているものを事前に確認しておくといいと思います。

 

☆赤ちゃんのお部屋づくり

直射日光が当たらないか、エアコンの風が直接当たらないか、赤ちゃんの上に物が落ちる心配がないかなどを考えながら、赤ちゃんスペースを確保するようにしましょう。

 

☆赤ちゃんの名前を考えよう

名づけは、赤ちゃんへの最初のプレゼントです。
いったん出生届を提出すると名前を変更することは難しいので、今からパパとよく考えて満足のいく名前を考えてみましょう。

 

妊娠後期の外出時の注意点

妊娠後期の外出

妊娠後期、特に臨月を迎えたあとは外出には注意が必要です。外出先で陣痛が始まるなど、もしもの場合を考えて、1人で外出するのは避けましょう。

また、どうしてもはずせない用事でない限り、遠出や旅行はやめておきましょうね。近所への買い物などの外出でも、常に母子健康手帳と健康保険証、病院の診察券などは持ち歩くようにすると安心です。

さらに、破水してしまったときのことを考えて、大きめのナプキンやタオル、ごみ袋などがあるといいかもしれません。この時期は、大きくお腹がせり出しているので、足元には十分に注意しましょうね。

妊娠後期のリスク…早産・切迫早産にご注意を

妊娠中の病気(特に妊娠高血圧症候群)のほか、過労や寝不足、過度のストレスなどは、早産・切迫早産の原因となります。

 

☆早産

妊娠22週から36週までのお産を指します。正期産よりも早い段階で出産に至ることです。

 

☆切迫早産

早産しかかっているが、安静にしたり、適切な治療を行うことで、妊娠の状態が保てる場合。早産・切迫早産を防ぐには、日ごろから疲れやストレスをためないことが重要です。

 

また、性行為の際には深い挿入や激しい動きは避けるようにしましょう。赤ちゃんにとっては、1日でも長くママのおなかの中にいた方が良いですが、時には外に出た方が、母子ともに安全という場合があります。

いつもと違う張りがあったり、痛みを伴う、張りがだんだん周期的に強くなり出血があるなどの場合は、早産のおそれがあります。すぐに受診し、医師の話をよく聞き、指示に従うようにしてくださいね。

 

お産のサインは見逃さずに

妊娠後期の注意点

お産が近づいてきているときは、おしるし、破水、陣痛(前駆陣痛)などのサインがママのからだに現れてきます。

 

☆おしるし

おしるしとは、血性のおりもののことです。
おしるしがあっても、すぐに陣痛が始まるとは限りませんので、慌てずに生理用ナプキンをあてて様子をみましょう。

 

☆破水

破水とは、子宮の収縮によって卵膜が破れ羊水が出てくることで、感染の可能性がありますので、入浴・シャワーをすることはできません。
ナプキンなどを当て、すぐに産婦人科に連絡をしましょう。

 

☆陣痛

陣痛とは、子宮の筋肉の収縮のことで、10分間隔か、1時間に6回起こるようになった時が、お産の始まりです。慌てずに家族に連絡を入れたり、食事や休養を取りリラックスして過ごしましょう。

入院のタイミングは、産婦人科に連絡を入れてから指示通りにしましょう。また、立てないほどに痛みがあったりおなかが石のようにカチカチに張っていた場合は、前駆陣痛や陣痛とは違う可能性もあります。

急を要する場合もあるため、産婦人科に連絡をし指示を仰ぐようにしましょう。

 

常位胎盤早期剥離に要注意

赤ちゃんが産まれた後に出てくるべき胎盤が、妊娠中に剥がれてきてしまうトラブルです。妊娠8~9か月ごろに起きやすく、突然腹痛と出血があります。

おなかが板のように固く張ってしまい、ママの貧血がすすみ、ショック状態に陥る危険もあるようです。ママもおなかの中の赤ちゃんも一刻を争うトラブルのため、夜中でも急いで受診するようにしましょう。

妊娠高血圧症候群が原因で起きる場合もあるため、妊娠後期は特に、健康管理に気を付けるようにしてくださいね。

 

働くママの出産準備

妊娠後期に入ったら、産休を取るママがほとんど。仕事の引継ぎをスムーズにするため、早めに準備を始めましょう。

 

☆取引先やお客さんに、早めの挨拶を

できれば、妊娠中期ころまでには、取引先やお客さんと接する業務を避けるようにしたほうがいいですが、中には妊娠後期まで、業務を行う妊婦さんもいらっしゃると思います。

そんな方でも妊娠後期には産休に入ると思いますので、しっかり取引先やお客さんにご挨拶をしておくと安心です。産休直前ではなく、なるべく早い段階で挨拶しておけば、急な出産のときに焦らなくて済みますよ。

 

☆安心のために早めに準備を

妊娠中は突然体調が悪くなって休みをとったり、勤務中であっても仕事がスムーズに進まないこともあります。そのため、引き継いでくれる後任者のために、少しずつ準備しておくと安心です。

引き継ぎ内容はパソコンでマニュアル化しておくと、いなくなった後もトラブルになりにくいですよ。

 

☆気持ちよく産休に入るために

引き継ぎ準備などが終わったら、引き継ぎ忘れていることはないかなどもう一度確認をしましょう。もちろん、ママが使っていた机やロッカーなどはきれいに片づけ、私物などは持ち帰るようにしましょう。

ただ、重たいものを持つのは危険なので、持ち帰るものが多い場合は、無理せずに宅配便を利用してくださいね。

また、仕事を引き継いでくれる同僚や後輩に、しっかりとお礼の気持ちを伝えておくと、産後復帰するときにも、コミュニケーションがスムーズにとれるようになります。

復帰するときは、部署に方全員が食べられるような、菓子折りをもってご挨拶に行くと、良い印象を持たれるのでおすすめです。

 

まとめ

そろそろお産に向けての準備ですね。緊張したり不安になったりもしますが、おなかの中の赤ちゃんは外に出てくる準備を始めています。

周りのサポートも受けながら、ストレスをためないように心がけてくださいね。赤ちゃんに会えることを楽しみに、ママやパパも心の準備をしましょう。

また、妊娠後期に起こるママの不快症状についてはこちらでまとめています。

妊娠後期(28週目~40週目)は静脈瘤になりやすい?ママに起こる症状は?

★この記事を書いた人:N★
看護師資格と経験あり。第一子を無事に出産、育児中。

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