毎日暑い日が続くと、大人に限らず子どもが夏バテになることもありますよね。でも夏バテって病気ではないので、なかなか自覚症状に気付きにくいです。
大人でもそうなので、特に子どもは「夏バテだな~」なんて自分で気づくことなんてまずありません。そのため、なるべく早い段階で、親が気づいてあげる必要があります。
私は子どもが「だるい~」とか言うと、ついつい、「もっと運動しないと体力つかないよ」なんて言ってしまいがちですが、実は夏バテ…なんてこともあるわけです。
そんな時は、無理は禁物。徐々に体力が戻るように、食事や生活習慣から整えてあげなければいけません…!
ということで、今回は、夏バテ気味の子どもにはどのような栄養を与えれば良いのか、また生活習慣はどうすれば良いのか、夏バテの解消法や対処法をご紹介していきますね。
子どもの夏バテの症状はどんなもの?

子どもが夏バテになっているかを確認する時、これから紹介する症状が出ているか調べてみてくださいね。
・疲労感や無気力
・微熱
・吐き気、嘔吐
・食欲不振
・立ちくらみやめまい
・下痢、便秘
子どもの夏バテの症状として多いのは微熱と嘔吐、または食欲不振であると言われています。子どもは大人と違い、体温調節機能が整っていないため、体内に熱がこもりやすいため、熱が出やすいんですね。
夏バテは、熱中症の軽度の症状とも考えられるているんですよ。そのため、夏バテと熱中症の症状は、よく似ています。
熱中症になっている場合も、吐き気や倦怠感、頭痛、微熱などになる場合があるんですね。重症化すると、意識がなくなり、体が痙攣を起こすこともあるため、元気がなくなってきた場合は、念のため病院に連れて行くことをおすすめいたします。
夏バテの症状別の対処法

夏バテの症状は様々あることはご紹介しましたが、症状別に対処する方法をお話しますね。
・疲労感がある、無気力である場合
子どもは夏でも元気に遊び回っていることが多いですよね。でもそんな時も、気づかない間に体に負担をかけてしまっているため、体が休みたいというサインを送っているんですよ。
ハイペースで遊んでいる子どもを落ち着かせ、お昼寝をしたり、ゆっくり出来る時間を設けて、体が休まるようにしたりしてあげてみてくださいね。
特に短時間のお昼寝は、体力回復にも効果的ですよ。
そして夜はぬるめのお風呂にゆっくり浸からせてあげてください。クーラーなどで冷えた体が温まりますし、ほどよく疲れて夜もぐっすりと眠ることができます。
・嘔吐や吐き気、また食欲不振がある場合
子どもの食欲に影響が出ている場合は、栄養豊富で食べやすい食事を用意してあげる必要がありますね。特にビタミンやミネラルが含まれるタンパク質や緑黄色野菜、小魚などが疲労回復にも良いと言われています。
豚肉も疲労回復に効果的。
野菜たっぷりのポトフやトン汁を作ってみたり、冷しゃぶを用意したりしてみましょう。暑い夏でも比較的食べやすい献立なので、おすすめですよ。
どうしても食欲がわかないときは、無理をせずに消化に良いものを食べさせてあげてくださいね。
・発熱や便秘便秘、めまいがある場合
これらの症状は、自律神経が乱れていることが原因のことも。
夏は、暑い外からクーラーの効いた部屋に入ったり、冷たいものを飲みすぎて体の消化機能を低下させたりと、体に悪いことをついつい、してしまいがちです…。
乱れやすい自律神経を正しく働かせるためには、生活習慣を見直すことが必要です。
早寝早起きはもちろん、3食をきちんと食べるようにしましょうね。また、室内の冷房は冷えすぎないよう高めに設定するという事も重要です。
冷たい飲み物や食べ物を過剰摂取しないように注意してくださいね。たまにのお楽しみくらいがちょうどいいですよ。
夏バテを予防、解消する方法は?

暑い夏に夏バテになると、なかなか治らないこともありますよね。そのため、予防が大切になってきます。
まずは、夏バテにならないように、冷たい飲み物を与えるのではなく、常温の水やお茶などを飲むように促してあげてくださいね。
汗をかいたらすぐに飲み物で水分補給をする習慣もいいですよね。外で大量の汗をかいた場合は、スポーツドリンクなどを飲み、塩飴を舐めると塩分と水分が同時に摂取できます。
またクエン酸は夏の暑い時期でも食欲増進効果が期待できるんですよ。毎日キウイやグレープフルーツなどを食べるようにするのもおすすめです。
暑いとおやつはアイスクリームになることも多いでしょう。砂糖は夏バテを悪化させる原因とも言われているんですね。
そのため、暑い夏でもアイスクリームばかり食べずに、ヨーグルトや果物などを食べるようにしてみてくださいね。
ヨーグルトにフルーツとオリゴ糖を入れると、子どものおやつにもピッタリです。
まとめると、以下の通りです。
★冷たい飲み物は控え、常温の飲み物を飲む
★こまめに水分をとる
★大量に汗をかいた時は、塩飴+スポーツドリンク
★クエン酸の多い食べ物を食べる
★砂糖の多いアイスは控える
★睡眠をしっかりとる
★疲れた時はお昼寝をする
★夜はゆるめのお風呂につかって体を温める
ちょっとしたことですが、夏の間は特に意識して、上記の予防法を実践してみてくださいね。
まとめ
子どもの夏バテは重症化すると熱中症にもつながってしまいます。もし、症状で心配なことがある場合は、早めに医療機関に相談すると安心です。
また自宅で出来る夏バテ解消を試して症状が改善、まずは夏バテにならずに夏を過ごせることを目指してみて下さい。
そのためには、まずはママの体調を整えることも大切になってきます。ママも栄養をしっかりとって、水分補給を忘れないように、お子さんと一緒に体調を整えていきましょう!
夏はレジャーを楽しみたい季節なので、夏バテしててシーズンが終わった…なんて悲しすぎますから、子どもと一緒に夏バテ予防をしてみてくださいね。
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