育児にやっと慣れてきたであろう生後三ヶ月頃に突然発生する、赤ちゃんのパパ見知り。いつも通りにお風呂に入れようとしたらいきなり大泣きされてしまったり、ママに少しの間よろしくとあずけられたのに、どんなに頑張って子供に接していても泣かれてしまい「嫌われちゃった・・・」と落ち込んでしまうパパさんもいますよね。
私のうちでは、一人目はパパ見知りがありませんでしたが、二人目はありました。個人的には、赤ちゃんのタイプにもよるのかな…と思います。でも特に、イクメンパパさんタイプだと、パパ見知りはショックですよね^^;
そしてそのうち「ママの方が好きみたいだから…」と赤ちゃんのお世話から遠ざかってしまうパパさんもたくさんいらっしゃると思います。
果たして赤ちゃんはパパのことが本当に嫌いになってしまうのでしょうか。今回はパパ見知りについて詳しくご紹介しますね。
パパ見知りとは?いつから始まっていつ終わるの?

パパ見知りとは、パパに対して起こる人見知りです。早い子だと、人を認識できるようになる生後3ヶ月頃から始まると言われています。
通常、赤ちゃんの人見知りは2歳頃までに終わると言われていますが、パパ見知りについてはそれよりも早く終わる傾向があるようです。
また、それまでも積極的にスキンシップをとっていたパパでも関係なく起こることの様で、多くのパパは心が折れてしまい、残念ながら、場合によっては育児を辞退してしまうこともあるそうです。
個人差があり、ほんの数ヶ月で終わることもあれば、一度終わったと思ったら急に数ヶ月後に再開するといったこともある様で、赤ちゃんの個人差が大きく影響していて、目安というのが存在しないんですね。
また、単なる人見知りとは違い、お風呂の時だけ、朝だけなど、限定的な状況下で起こることもあり、まさに十人十色の様です。
パパ見知りが起こる原因は?
実は「パパが嫌」ではなく「ママがいい」からだと言われています。赤ちゃんにとってのママは、お腹の中にいるときからずっと側にいる安心できる存在なので、当たり前なのかもしれません。
パパ見知りは、欲求に対してダイレクトな感情を表せる赤ちゃんだからこその成長過程と言えるのではないでしょうか。ただ、たとえ成長過程とわかっていてもパパはとても傷つきますよね。
ということで、赤ちゃんに泣かれてしまう時の対処法をご紹介しますね。
パパ見知りの時は、パパはどうしたらいいの?対処法は?

パパ見知りが実際に始まってしまったとき、パパはどうしたらいいのでしょうか。赤ちゃんとの関係改善のための対処法をいくつかご紹介しますね。
ママと一緒に3人で過ごして安心させる
3人で過ごしながら赤ちゃんに声をかけたり、その際にママと仲良しであることを認識させてあげることが効果的です。
その為にも、赤ちゃんの前でママと喧嘩をしたり、大きな声をあげたり、赤ちゃんが怖がることは避けたほうが良いと考えられます。
泣いているときは、無理やりお世話はしない
パパ見知り中は、今までパパがしていたことでも、泣いてしまうと思います。そんな時は、泣いているのに、無理やり世話をしてしまうのは、逆効果。
そんな時は、ママが基本的にお世話はしますが、パパもそばにいるようにしてみてください。
ママの横にいて、優しく声をかけてあげることで、「ママと同じで、パパもあなたを大好きなんだよ」というメッセージを送ることができ、赤ちゃんの警戒心も緩んだりします。
スキンシップを避けてしまうのは逆効果
泣かれてしまうからという理由でスキンシップを避けてしまうと、パパ見知りを助長させてしまう可能性があります。
どれくらいの距離感なら泣かないのか、どういう状況だと泣いてしまうのかを判断して、スキンシップをとっていくことも効果的ですよ。
簡単に諦めない!
赤ちゃんは賢いのでめげずに接していたら「この人はママと仲良しで信頼できる」と覚えることができると言われています。
泣いてしまう状況がどんなときなのかをパパとママで分析し、そのときに2人きりにならないように工夫をしてみて、徐々にパパという存在に慣らしていくことも大事になってきます。
そう思うと、ママの協力も、必要不可欠ですよね。
対処法はパパ見知りが起こる前の予防法にも使えます
また、これらの対処法で、赤ちゃんの「パパ見知り」を予防することも可能と考えることができますよ。
ただ、パパ見知りの時期が来る前からパパとのスキンシップが大好きになるように、パパとの時間を赤ちゃんにとって「日常」のことにする必要があるので、忙しいパパにはとても難しいかもしれません。
そのために、例えば仕事に出かける前等に30分だけ赤ちゃんとパパのスキンシップの時間にしたり、「一日にオムツ3回」「一日にミルク1回」「一日に1回笑わせる」等のパパの育児ノルマがあればその分のスキンシップを一日のうちに組み込む事も可能でしょうし、ママにも少しずつ時間ができてとても助かると思います。
本当に時間がないパパにはどうしても難しいかもしれませんが、毎日どんどん成長する赤ちゃんとのふれあいはきっと有意義だと思います。
まとめ
自分の子供に一定の距離をつくられてしまうのは、パパにとって大ショックの大事件ですが、パパ見知りは本当に小さい時の一過性の出来事です。
必ず終わりは来ますし、めげないで子供とスキンシップをとっていたら、いつの間にか「パパ大好きっ子」に育ってくれるのではないでしょうか。
そんな楽しい未来の事を考えながらパパ見知りに立ち向かい、それが終わったときにはそれが素敵な思い出になっているといいですね。
嫌われた…と赤ちゃんから遠ざかってしまうと、とてももったいないので、この時期は夫婦で協力して、乗り越えてみてくださいね。
でもふと思いましたが、もしかしたら赤ちゃんって「ママ見知り」ではないけど、「ママ嫌!」と泣かれていることもあるかもしれませんよね。ママでも「何をやっても泣き止まない」…という事態はあるじゃないですか。
でもママは、赤ちゃんから逃げるわけにいかないし、どうにかして泣かなくなるよう、色んな手を尽くします。そんな中で赤ちゃんとの信頼関係がパパよりも早くに、築きやすいのかもしれませんね。
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