子育て

愛情不足の子ども(小学生)のサインは?放置するとどうなるの?

愛情って目には見えないものですが、愛しているからこその親の言動も、時には子どもに愛情として伝わらず、子どもが愛情不足と感じることがあります。

そして、子どもを愛したくても愛せない親もいます。

親子間の悲しいニュースが後を絶たず、ネットではよく「放置子」というキーワードが出てきます。

放置しているわけではないけれど、親に十分な愛情をもらえずに成長していく子どもたちもいます。

今回は子どもの中でも、特に小学生が見せる愛情不足のサインと、そのままにしてしまうとどうなるかの、リスクについて紹介していきますね。

まず、愛情の定義はそれぞれあるかと思いますので、ここでは「愛情=子どもが受けるべき愛」と定義させてもらう事にします。

愛情不足の子どもの特徴

愛情不足の小学生の特徴は?愛情不足の小学生の特徴は?

子どもの中でも、主に小学生になった子が見せると言われている、愛情不足のサインをご紹介します。

 

大人に対して急接近で甘えてくる

親からの愛情に不足を感じている子どもによく見受けられる代表的な特徴の1つです。

もちろん、明るくて人懐っこい子は沢山いますが、小学生にもなると自分と相手との距離が分かってき、特に大人に対してはある程度の子どもなりにある程度の距離感をとれるようになります。

でも、愛情不足の子どもは初対面でいきなり手を繋いできたり、抱っこ!とおねだりしてきたりと、大人の方がたじろいでしまう程の距離感で接してくる事が多いです。

 

わざといたずらや悪さをする

愛情不足な子どもは無意識のうちに大人を「試す」ようになります。

大人が「ダメだよ、危ないよ」と言っている傍からやろうとしてみたり、どれだけ悪いことをしたかをまるで自慢話のように話してきたりする子も多いです。

「自分がこの人にどれだけ注目してもらうか」を重視してしまうので、善悪の判断はついていても、叱られても見てもらいたい、この人は見てくれる人だろうか?と試してきます。

それと同時に一般的に言われている「悪い事」をすることで、自分自身の弱さを隠している場合もあります。

 

チックや指しゃぶり、爪嚙みが見られる

チックとは、体に突発的で急速、反復性のある運動、発生反応のことです。

過剰なまでに瞬きを繰り返す、顔をしかめたり、首を振ったり、急に大きな声をあげてみたり、咳払い、鼻鳴らしなどが一般的なチックの症状とされています。

チックになる原因はまだ正確には解明されていませんが、ストレスと大きな関係性があるとも言われています。

指しゃぶり、爪嚙みも同じく単なる癖とは違い、愛情不足の子はやりすぎてしまい、それも無意識の行動だという事が多いようです。

 

いい子になりすぎる

愛情が不足している子の中には、やたらと「いい子」になる子がいます。

本能的なのか、意識的なのかは定かではありませんが、「いい子」になれば愛されると思っている子も少なくありません。

「いい子」の解釈も人それぞれだと思いますが、聞き分けが良すぎたり、面倒見が良すぎたり、子どもらしさがない大人ウケするいい子になってしまうのです。

ただ、この「いい子」は無理をした状態なので、長くは続かないのが特徴かもしれません。

 

愛情不足の小学生を放置してしまうのは危険?

愛情不足の子を放置する危険愛情不足の子を放置する危険

愛情不足の子どもを放置してしまうと、一体将来どんな大人になってしまうのでしょうか。まず考えられるのは、非行や犯罪行為をしてしまう可能性があります。

人を信じる事が出来ないという概念でいると、世の中の人が全員「敵」になってしまいます。

非行や犯罪行為をしてしまう人の中でかなり高い割合を占めているのが「子どもの頃にあたたかい家庭がなかった」というデータもあるようです。

 

そして、次に考えられるのは自傷行為など、自分自身を大切にできない人になってしまう可能性です。

愛されない=自分は愛される価値がないという方程式が幼少期から根付いているので、心の底からそうと信じ切っている状態になりがちです。

自分を大切にできないという事は、人を大切にすることができない事が多く、常に人間関係に悩まされてしまい、自傷行為、自殺未遂、最悪の場合は自殺などをしてしまうようになる事が多いようです。

 

管理人の一言

管理人はまさに愛情不足の子どもでした。

両親に愛がなかったわけではないのですが、全くそりが合わず、母は冷たく、父からは激しく怒られることが多かったため、残念ながら子どもの時の私は、両親の愛情を感じとることができませんでした。

親子のすれ違いによる、愛情不足だったんですね。

小学校の時には、おねしょをしたり、嘘をついたり、お金を盗んだり、性格は非常に攻撃的で2面性があるという、大変に手のかかる子になってしまいました。

自分で自分をコントロールができなかったんです。克服するのにも非常に長い時間がかかりましたし、両親のことも苦しめてしまいました。

そして、長らく「自分を愛する」「自分を認める」ということができず、苦しかったですね。

愛情不足の子どもを救うためには、一番は大人が、子どもの重要なサインを見逃さないことです。必ず、何らかのサインが出ているんですよ。

 

まとめ

今回は愛情不足の小学生のサインなどを紹介しましたが、すべてに当てはまるからと言って必ずしも愛情が不足しているという事にはなりません。

また、紹介した以外の特徴が出るお子さんもいます。

これらの行動が出ているということは、愛情不足ではなかったとしても、子どもが何かしらのストレスを感じている可能性があります。

近年では核家族化が深刻化してきて、お父さん、お母さんだけで育児をする家庭が増えてきている中で、昔よりも育児に対しての負担が多い時代とも言われています。

そんな中、「愛情不足」という言葉は多くのお母さんを追い詰める言葉になっているのではないかと懸念しています。

ただ、冒頭でも書いた通り、親が愛情だと思って行っている事も子どもには伝わらない事があります。

そんな気持ちのすれ違いを防ぐ意味でも、どんな事でも親子間で話し合える環境つくりをしていく事が予防策になるのかもしれませんね。



★この記事を書いた人:Y★
アドラー心理学のカウンセラーをしている30代のベテラン主婦。子どもは小学生の男の子が二人。

 

 

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