生まれたばかりの新生児と一緒に、飛行機に乗ることって家庭の事情などによりあると思います。
例えば里帰りなんかもそうですよね。でもそんなママさんは、里帰りのため仕方ないけれど、新生児を連れての飛行機の搭乗については、不安な事は沢山あると思います。
私も飛行機に乗ったことがありますが、離着陸時の衝撃とか、圧とか結構感じたので、まだ生まれたばかりの新生児だと余計に影響があるのか、ちょっと心配になりました。
今回は、新生児を飛行機に乗せても良いのか、乗せても良い場合いつからか、乗せた時の影響やリスク、そして耳抜きができない新生児のための対処法をご紹介していきますね。
新生児はいつから飛行機に乗せても大丈夫?

日本では、生後8日以降の赤ちゃんであれば飛行機に搭乗することが許されています。新生児期は免疫力も弱く、生まれて間もないため、生後8日未満の場合は、搭乗許可がおりません。
それ以降は可能といえば可能なんですが、生後8日以降でも、ママは出産を終えたばかりで、心身共に負担も大きいと思います。
もちろん新生児にとっても授乳やオムツ替えなど慣れないことが沢山ありますし、密封された空間に長時間の移動になるので、負担もあると思います。
可能であれば、生後1ヶ月未満は産褥期間でもありますし、飛行機の移動はできるだけ避けることをおすすめします。
どうしても飛行機に乗る必要があれば、ママと赤ちゃんだけでなく、サポートしてくれる家族がいれば、より安心ですね。
新生児や赤ちゃんを飛行機に乗せるリスクや悪影響はあるの?

①ウイルス感染のリスクと対策
赤ちゃんを飛行機に乗せることで起こりうるリスクや悪影響ですが、まずウイルス感染しやすいため注意が必要です。
飛行機内は湿度が通常よりも低く、乾燥しやすくなっています。乾燥している場所はウイルスが蔓延しやすくなります。
ウイルスは唾液や痰による飛沫感染が主な原因で、空気が乾燥していると活発になりやすい特徴があります。
また、空気の乾燥により喉の粘膜の水分が減少しがちになり、ウイルスが体内に入りやすくなってしまうのです。
生まれたばかりの赤ちゃんは免疫力が低いので、乾燥した機内の飛行機に搭乗することで、ウイルスに感染する可能性が高まってしまうんですね。
対策としては、赤ちゃん用のマスクを着用させたり、濡れタオルを座席近くに置いたり、水分補給を行ったりして乾燥を防いでみてください。
②心臓への負担
また心臓や脳などに少ない可能性ながら影響を及ぼすことがあります。飛行機は高度の高い場所を飛ぶわけですから、自然と機内の酸素濃度が下がりますよね。
通常健康な方であれば、問題のないレベルに設定されていますが、心肺機能が未発達な新生児や赤ちゃんには負担になる事がありますので、注意が必要です。
酸素が薄くなることで障害が発生する可能性は極めて低いですが、少なからず心臓や肺に負担がかかることは覚えておきましょう。
③耳への悪影響
そして気圧の影響で耳にトラブルが生じる可能性があります。大人でも離着陸時に耳の違和感を覚える方がいるかと思います。
耳に圧力がかかり、中耳炎を引き起こすことがあります。特に風邪を引いて鼻が詰まっていると、より中耳炎を引き起こしやすくなると言われています。
そのため、風邪で鼻が詰まっているときには、出来れば飛行機に乗ることは延期したほうがいいかもしれませんね。
耳抜きできない新生児の対策は?
耳抜きが出来るようになるには、一般的に3~4年かかると言われています。新生児であれば間違いなく自分ではできませんよね。
ただ、赤ちゃんは耳管が短く比較的太く、顎や口を動かすだけで空気が抜けていくため、耳抜きは無くとも問題ないと考えられています。
とはいえ、全く問題ないか…というと疑問が残るところ。離着陸は飛行機も揺れ、大きな音を立て、赤ちゃんに不安を与えることも多く、泣き出してしまう赤ちゃんも。
でも逆に、泣くことで耳抜きの役割を果たすんですよ。ただ、泣いてしまうと周りの目が気になっちゃうママさんもいると思います。
そのような時は、ミルクや母乳などを飲ませている場合も顎を動かすことになるため、耳抜きの代わりになりますので試してみてくださいね。おしゃぶりを加えさすことも良いとされています。
まとめ
新生児が飛行機に搭乗できる時期は生まれて間もないころから許可はおりていますが、生後1ヶ月は少なからずリスクがあることが分かりましたね。
可能であれば生後4~5ヶ月の首が座ってからの方が、飛行機の搭乗はより安心と言えます。
ただ、各家庭で色んな事情があると思いますので、もし「飛行機に乗らなければならない…」という事態になりましたら、ウイルス対策や、耳抜き対策をしてみてください。
私はめちゃくちゃ怖がりなので、ハラハラして新生児を連れて飛行機に乗ることはできなかったですし、上の子が2歳になったころに、やっと一緒にのった…という感じでした、
2歳にもなると、離陸時の耳抜きが自然とできていたのか、うちの子は泣くこともなかったです。ママとしては「泣かないで~~」とハラハラしてしまうと思いますので、もし搭乗される方はおしゃぶりやミルクの用意をおすすめいたします。
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