パタニティブルー(夫の産後うつ)になる時期、原因は?妻はどう対処したらいいの?

パタニティブルーとは

出産って女性にとって一大事ですよね。

私も赤ちゃんが生まれた時は、
精神状態は常にいっぱいいっぱいで、
気分も落ち込みやすく、
眠ってもよく眠れない、
イライラする…という状態に陥ってました。

今思うと、マタニティブルーだったのかなぁ…
なんて思います。

出産後のホルモンバランスの変化や
出産の疲れや慣れない子育てが原因とされ、
2人に1人がかかると言われている
マタニティブルー(母の産後鬱)。

その対処法や情報は巷に溢れているけれど、
出産したわけでもなく、
ホルモンバランスも変化していないはずの
パパにも実はパタニティブルーというものが
あることをご存知でしょうか?

育児に協力的なパパ「イクメン」が急増する中、
約8人に1人がその傾向があると言われていて
パパたちの産後鬱が急増中なのだとか。

夫が産後鬱かもしれない・・

赤ちゃんがいるのにパパまで…
と思うとちょっと大変ですよね💦

でもね…。

パタニティーブルーが悪化して
本格的な精神症状として
出てくると、もっと大変になります💦

そのため、妻はどうしたらよいのか
今回は対処法について紹介します。

パタニティブルーとは?なる時期と原因について

パタニティブルーとはパタニティブルーとは

パタニティブルーとは・・
待望の赤ちゃんが生まれて
幸せいっぱいのはずなのに、
なぜか気分が沈み、睡眠障害や
漠然とした不安に
襲われてしまうパパ達の症状を、
英語で父性を表す「Paternity」と
落ち込む事を意味する「blue」を
かけ合わせた造語。

なる時期はママの
産後3か月の間に
発症しやすいと言われています。

「父親」になった責任とプレッシャー、

赤ちゃんの誕生により変化する家庭環境、
不慣れな育児が
主な原因の一つと言われています。

責任感が強く、
真面目で完璧主義の男性で
父親はこうあるべき」という
しっかりとした父親像がある夫が
なりやすい傾向にあるようです。

一所懸命なんですね。

ただ、この状況が悪化すると中には
暴力や育児放棄、家庭崩壊につながる
という怖いケースもあります。

パタニティブルーの症状とは?

パタニティブルーになった方に
見られると言われている症状の一例です。 

  • 眠れない、寝つきが悪いなどの睡眠障害
  • 漠然とした不安感
  • イライラ
  • 激しい感情の起伏

 ちょっとした変化ですが、
長く続くときは注意が必要です。

長く続くときやひどい時は
病院の受診をおすすめいたします。

私の方が大変なのに!…妻はどう対応したらいい?

10ヵ月の妊娠期間から出産。

その日から始まる育児。

新生児の子育ては
24時間無休の大仕事です。

夫は大人だし・・と
夫の事はどうしても二の次、
三の次になってしまいますよね。

私もそうでした。

当時の私の口癖は
「もっと育児を手伝って!」
「大人なのだから自分の事は自分でやって!」
でした。

もしかしたらそんな言葉や態度が
パタニティブルーを
後押ししちゃうのかもしれません。

ママとしては
「そんな事を言ったって、
どう考えても大変なのは私!!」
と思ってしまいますよね。

でもね、初めての育児に戸惑っているのは
ママだけではないのです。

パパも父親になった時から、
お金の事、子どもの将来の事、
仕事の事、家庭環境の変化と
夫婦だけの時には感じなかった不安や
責任を感じているのです。

女性は妊娠中から変わる少しずつ
「親」になる準備をして、
出産という大イベントを通じて
「親」としての自覚が芽生えていきます。

でも、パパはどんどん大きくなる
奥さんのお腹を見ていても、
実際わが子を抱くまで「親」
としての実感は少ないのです。

だから、赤ちゃんが誕生した瞬間から
急に大きな責任を
感じてしまうのではないでしょうか。

そんなパパにしてあげられることは
プレッシャーをかけないこと。

パパの頭の中は

  • 子供の将来
  • 育てる上での経済的負担
  • 育児方法

実はこれでいっぱい!

だからこれ以上
プレッシャーをかけるとつぶれてしまいます!

何かを頼むとしても
矢継ぎ早に頼むのではなく、
「1日1つのことができたらいい」
くらいに考えて、
少しずつ覚えていってもらいましょう。

ママもきっと
「私も大変だから育児をしてほしい!」
って思っていますよね。

つまりママも初めての赤ちゃんで
パニックになったり
甘えたい状態なんです。

ただ、甘える対象としては
はじめのうちは実家にお願いしたり、
パパに任せるとしても
口を出さない…など、
パパへのプレッシャーがなるべく
軽くなることを心掛けて
あげてくださいね。

もしかしたらパタニティブルー?と感じた時の対処法

それでは、夫の様子が変、
もしかしたらパタニティブルーかも…
と感じた時の対処法をご紹介しますね。

夫の気持ちに寄り添う

「子供ってかわいいけど大変だよね。
あなたも頑張っているよね。」
夫の気持ちに寄り添ってみましょう。

感じているプレッシャーは違っていても、
大変なのはお互い様です。

なかなか天秤にはかけられません。

私も頑張っているけど、
あなたの頑張りも分かっているよ
と伝える事も大切です。

ありがとうと伝える

ありがとう」をできるだけ
口に出して伝えてみましょう。

こんな事を書くと
「感謝してほしいのはこっちよ!!」
とママたちからの声が上がりそうですが、
パパは育児に関して
ママには頭が上がりません。

口に出さなくても妊娠から出産、
さらには授乳などパパがいくら
代わってあげたくても出来ない
大仕事をこなしているママに
心底感謝しているのです。

だからこそパパになろうと必死に走り、
苦しんでしまうのです。

「ありがとう」とママから
素直になって言葉にするだけで、
パパとしての自覚が
喜びとして湧いてきます。

人は誰でも
「誰かの役に立っている」
と感じたいものです。

役に立ててると思ったら、
強くなれますから。

ママの口から言いづらかったら、
腹話術のように赤ちゃんを通じて
「パパ、いつもありがとう!」
と伝えてみるのもいいですね。

夫婦の時間を作る

たまには夫婦の時間を
作ってみるのはいかがでしょうか。

男のわがままかもしれないですが、
夫は妻が赤ちゃん中心の
生活を送っている事に
少し寂しさを感じてしまうようです。

赤ちゃんが寝ている少しの間でも
意識して「親」から「妻」
になる時間を作る事も大切です。

それはママのメンタルにとっても
とても大事な事。

ホントはね、
ママも甘えたいんですよね。

夫婦の時間を作ると言っても
難しくはありません。

赤ちゃんが少し大きくなったら
二人でデートしようね!
その日に何をしようか~?
などと話すのが時間もお金も
かかりませんし、
オススメの方法です。

一緒に「世界の美しい風景」を
ネットで見るのも楽しいですよね。

将来行きたい旅行先を
決めてもいいかもしれません。

パパとママのウキウキした気持ちは
赤ちゃんにとっても良い影響を与えます。

一人の時間も目をつむる

男性は子どもが生まれると
経済的な事を真剣に
考える傾向があるそうです。

「困難に合ってもどうにかする」
という考えの女性と違い
男性は
「なるべく困難に合わないようにはどうするか」
を考えるので、
不安やプレッシャーも大きくなるのです。

父親として妻と子供を
養っていくべきという
日本に昔からある「父親像」が
あるのも関係があるのかもしれません。

そういった思いから、家族のために
外で大きなストレスと
戦いながら働いています。

家に帰れば赤ちゃんが中心。

これは女性にとっても
同じかもしれませんが、
男性にとって気が休まらないことは
結局ワークパフォーマンスにも
大きな影響を与えてしまいます。

育児に協力したいと思うからこそ
頑張りすぎてしまう夫に
「たまには一人で休んでもいいんだよ」
と伝えてあげるだけでも
気持ちにゆとりがでるものです。

※様子がおかしい、症状が長く続く…
というときは、病院の受診を
おすすめいたします。

 

まとめ

パタニティブルーの対処法

パタニティブルーになる夫は
責任感が強く、
妻も赤ちゃんも大切に想うからこそ
発症してしまうのですね。

言い換えれば、愛情が深く、
真面目で素敵な夫だからこそ。

パパもママも最初から
完璧な親になれるわけではありません。

特にパパは妊娠、出産を経験せずに
親になるという
プレッシャーがかかっています。

誰だって最初は1年生。

時にはぶつかって、悩んでもいい。

試行錯誤しながら毎日少しずつ
「親」になって、
「家族」を築いていくのですよね。

その中でもやはり
日頃からの「会話」が大切。

少しの時間でもお互いを労り合い、
コミュニケーションをとる事が
パタニティブルーの予防でもあり、
解消法でもあると、
子供の手が少し離れてきた今、
私が実感している事です。

 ★この記事を書いた人:Y★
30代のベテラン主婦、子どもは小学生の男の子が二人。
アドラー心理学をもとにしたカウンセリングを行うカウンセラー。

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