こんにちは、イブです。「子供は天からの授かりもの」という言葉を、誰でも1度は耳にしたことがあると思います。しかし、私が心理学を習っていた時に別の言葉を聞きました。
授かりものではなく、預かりもの…この言葉にはどんな意味が込められていると思いますか?
ちなみに「もの」というとどうしても「物」と思いがちですが、私は「者」だと考えています。
どちらにせよピンとくる言葉ではないので、もう少ししっくりくる言葉があればよいのですが…。
授かりものという考え方

天からの授かりもの…というと、「神様から子供をいただいた」という意味合いになります。
いただいたとは、言い方を変えると「もらった」「自分たちのものになった」です。
こちらだと、物ではないものの、子どもは自分たちの所有の存在という意味合いが入ります。
そして、自分の所有という意識が強くなると、自分の考え方や生き方を押し付けがちになってしまいます。
もちろん、社会で生きていく規則や道徳などは教えてあげなければなりませんが、忘れていけないのは
だということ。
違う性格、違う考え方を持っているのです。
当然、親の言う通りの行動や生き方をするわけではありません。
それを尊重し、見守ることができるかが、親の器にかかっています。
もちろん、授かりものという言葉にも、「神様からいただいたのだから、大切に育てよう」という意味合いも込められています。
それに加えて、「預かりもの」にはもう一つの意味が入ってくるんですね。
子どもは天からの預かりものという考え方

預かるとは、自分の所有になったわけではなく、いずれお返しする…という意味合いが込められています。
つまり、子どもを愛し、社会で生きるすべを教え、いずれ社会で自立できる・社会貢献できるような人物に育て上げる…という意味ですね。
学歴や職業ももちろん大切です。
でも親の考え方・生き方だけを押し付けられた子どもが、社会で自立して生きていけるのでしょうか。
自立とは、他の支配を受けずに、存在できることを指します。
つまり自分で考えて行動する力が必要なんですね。
考える力とともに大切なのは、「心」
他人を慈しみ、思いやる、そしてお互い助け合えるような心を育てられるのは、他ならぬ親なのです。
人は独立した「個」でありながら、一人では生きていけない生き物です。
誰かの助けをかり、誰かを助けるためには、「心」が大切になるのです。
親から尊重され、しっかりと愛情をもらった子供は、自立するのも早いといわれています。
社会で生きていける自立心も、他人を思いやれる優しさも、すべては心の強さです。
そんな強い心を持った子どもに育て上げたいものですね。
そう思うと、やはり子どもは「天からの預かりもの」と考え、親はいずれ天にお返しするその日まで、親から離れて生きていけるような強い心を、精一杯育ててあげることではないかと思います。
子どもは親に依存して育ちますが、決して「大人より劣った存在」ではありません。
その意識を忘れずに、子どもの人格・考え方を尊重し、大切に育てていきたいものですね。
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